8月9日

土曜日

2014

お店からのお知らせ

菊一店長ブログ

擬革紙発表会のご案内

 

昨年、三重県の伝統工芸品に認定されました「擬革紙」
参宮ブランド擬革紙の会から、擬革紙発表会のご案内が
届きましたのでご案内いたします。

【擬革紙発表会】

日時:平成26年9月5日(金)~7日(日)
   10時~16時

会場:奥書院(玉城町役場前 村山記念館裏)
    三重県度会郡玉城町田丸114-1
    (JR参宮線 田丸駅徒歩10分)

今回は新しいシリーズや芸大大学院生の作品を展示されます。
また、万力を使った絞りの体験もできるようです。

 

伊勢菊一では、昨年度、店内の一角に
擬革紙の会の皆さんにご協力頂き
擬革紙の展示会を約一ヶ月させて頂きました。

下の写真がその時のものです。
擬革紙の巾着や煙草入れ、煙管入れなど
外宮さんにお参りの方々が足を止めて
熱心に観て頂きました。

江戸時代、伊勢本街道と熊野古道の分岐点として賑わった玉城町
そこに和紙を動物の革に似せて加工した「擬革紙」で作った
紙煙草入れが参宮土産として大人気になりました。

鉄道の発達と共に役場町は衰退しましたが
再度、有志の皆さんが集い、擬革紙を現代に蘇らせたのが
参宮ブランド擬革紙の会です。

「擬革紙の復元」「新しい参宮土産の制作」
「次世代への伝承」を目標に活動をされています。

擬革紙作りの作業は、和紙にしわを付けるための
型紙作りから、始まります。
厚手の紙を張り合わせて等間隔で溝を作り
強度をさらに高めるため、照りつける太陽の下
柿渋を両面に塗って乾かす作業を100回近くも
重ねていきます。
そうして完成した型紙に和紙を押しつけて
革のような質感を出し、顔料や漆などを塗って
ようやく擬革紙ができあがります。

たくさんの時間をかけて一つの作品が出来上がります。
今回の発表会は、どのような作品に出逢えるのか
今から楽しみです。

皆さんも「擬革紙発表会」にどうぞお運び下さい。

伊勢菊一 井村