8月31日

土曜日

2013

外宮参道のお知らせ

菊一店長ブログ

お白石持ち 本町奉献団 上せの様子

8月30日の午後、外宮参道がある本町の奉献団が、
翌日の外宮奉献を控え、上せ(のぼせ)を行いました。

太鼓部隊の先頭に、
太い2本の綱を大勢の法被姿の町民が抱え、
奉曳車がゆっくりと登場しました。

木遣り唄が披露され、あたりがいったん粛々としたその瞬間、
どーんとはじまりました!
「えんや!えんや!」の威勢の良い掛け声で
綱を曳く町民たちが綱を練りはじめました。
(綱を上下に振って遊ぶことを“練る”と言うそうです。)
そして、木遣部隊が息を合わせて一斉にザイを地面に打ちつけると、
2本の綱を持つ人々がどーん!とぶつかりあいます。

大人も子どもと一緒になって、童心に返って戯れている様子は、
とてもほほえましいものでした。

伊勢神宮に関連するお祭りは、見物客を招いて楽しませるためではなく
お祭り事(=ご神事)をすること自体が完結された意味であるものが多いという印象ですが、
お白石持ち行事も例外なく、神領民として参加してこそ意味があるものだなと
市民の皆さんの生き生きとした表情をみて、つくづくそう感じました。

この週末(9月1日)までで、お白石行事は、終了します。
伊勢の人々は、ここを一つの区切りとし、
胸高鳴り心熱くした夏の思い出を、そっと記憶のアルバムに綴じて、
ゆっくりと、秋支度をしていきます。